就活スキームを見直そう


いつもはメタ視点で就活について雑感などを書いているのですが、今日からベタ視点。就活生として感じたことも書いてみようかなと思います。きまぐれです。




今日は会社説明会へ。帰りに人事の方とお話。なんと話しているうちに自分の先輩がその会社から内定をもらっていたことが判明!


驚きつつもその先輩についてお話。その先輩が会社に対して求めていたものと、会社が求めていたものが一致していたと。「相思相愛」人事の方がそう話していたのが印象的でした。


自分とその会社。一対一の関係。
そんな身近な先輩の話をしていてふと思ったのは、マクロとしての就活ではなく、ミクロとしての就活。昨今では大就職氷河期だなんて言われているけど、そんなん極論を言うと関係ない。だって、どうしようもないから。
だから、就活はマクロではなく、ミクロの視点でするべきだ。と以前から思っていたのですが、人事の方とその話をしていてそれを肌で感じました。


その方ともう少しお話をして。やはり最近の就活生はドタキャンをよくするらしいです。それでその方はわざわざ一人ひとりに前日、説明会に予定通り参加するかどうかの確認の電話を入れていたのですが(けっこう大変!)なんか、就活生が(適切な言葉がつかえているか自信がないのですが)無機質な、システマチックな就活をしている。そんな感じがします。よく言われるネット就活。やっぱりそうじゃなくて有機的な感覚を持って行わないと。自分と会社のつながりを無機質ではなく、有機的に感じて就活をする。それを今日感じたのです。(この感覚伝わるかなぁ…)



象徴的だなぁと思ったのが、今日の説明会の質疑応答。「御社の成長戦略は…」とか「グローバル化の中で…」そんな感じの質問が多かった。もちろん、それ自体は良い質問なのかもしれないし、その学生がずっと疑問に思っていたのかもしれない。けど、自分がその会社で働くという想像力を働かせた時、するべき質問は実際に行う仕事関連の質問じゃないのかなぁ。と思った。なんだか(もちろん思い過ごしかもしれないけど)「イイ質問をするために質問する」そんな空気は蔓延していた気もしなくはなかった。目の前の社員さんがなんかあきれたような表情を浮かべていたのは、あながち気のせいではなかったかもしれない。


ぼくも含めて、就活スキーム(考え方の枠組み、概型)を見直すべきなのかもしれません。会社の成長戦略とかも、もちろん大切だけどやっぱりそれはある意味マクロのお話。実際にどう働くのかなどなど、ミクロのお話をしないと。


マクロからミクロへ。
無機質から有機的へ。


就活スキームを移行させるべきなのかもしれません。今日このことに体験的に気付くことができて良かった。いい日でした。

さてESを書かなきゃ。その会社で働く姿を想像しながら、有機的な感覚を持って。